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「それいけ!アンパンマン 12」 の感想です。

先週末、昔のアンパンマンをレンタルしてきました。
本当は1から見たいところなんですが、先走って12を借りてきてしまいました。
ドキンちゃんとしょくぱんまんの出会いのシーン……それは我慢できないでしょう!

以前TVのふるどけいさんの話でさらっと見たことはあったけど、
やっぱりじっくり見たいもんね。
そんなこんなで、今回長いです。


「アンパンマンとぱんどろぼう」

今とは違ってフツーなしょくぱんまんの鼻歌から。
元祖しょくぱんまん号の行く手にドキンちゃんが。
道端でへたりこむドキンちゃんに、しょくぱんまんが駆けつけます。
「お嬢さん、大丈夫ですか?」

ハイ!ここで一目惚れはいりまーす。
この頃の食様は、頼りなさげで優しそうで紳士的で、
ドキンちゃんじゃなくてもときめいちゃいます!
今とちがーう!

「キミ、捻挫の足は大丈夫なのかい?」
「キミを残しては行けない」
「ちょっと待ってくれたまえ」

言葉遣いも違います。
一人称も「僕」です。
敬語も多様しません。
かぁっこいいー!

ドキンちゃんも「しょくぱんまん」と呼び捨てにします。
ドキンちゃん、ドキンちゃんもセリフが芝居がかっていてかわいいよ!
今よりだんぜん大人びてるよ。

おっと、あらすじ書くの忘れてた。

ドキンちゃんをおとりに、ばいきんまんが給食のパンを盗みます。
ドキンちゃんがしょくぱんまん側に寝返ります。
パンを追うしょくぱんまんがばいきんまんに捕まります。
ドキンちゃんが助けてくれます。
パンを取り戻したしょくぱんまんは、ドキンちゃんの両手をとってお礼を言います。

……これでどうしてタイトルが「アンパンマンとぱんどろぼう」なんだろう。
いや、アンパンマン、いたけどね。



「アンパンマンとうみのあくま」

ばいきんまんが、バタコさんとチーズをおとりにアンパンマンをやっつけようとする話。

うみのあくま号と名づけた潜水艦を使い、バイキンマンが二人(?)を誘拐します。
バタコさんとチーズをさらったバイキンマン、力の入った出迎えをします。
アンパンマンをやっつけようという意欲がこの頃は非常に高かったのでしょう。
すばらしい。

助けに来たアンパンマンが、ばいきんまんの仕掛けたワナにはまって、
高圧電流を流され、やられてしまいます。
……と思わせておいて、実はジャムおじさんの作ったアンパンマンを模した
風船人形を身代わりにしたとかいうオチをみせます。

この頃はまだアンパンマンのキメセリフがないんですね。
顔が濡れても「ダメだ、アンパンがふやけてエネルギーが……」とか言うし、
顔を取り替えても「元気がもりもり出てきました」と言っています。

とにかくこの話は、バイキンマンのやる気に感銘をうけました。
バイキンマン、頑張ってるじゃないの。

最後、アンパンマンがばいきんまんとおいかけっこをしてやっつけるあたりで、
「まったく世話のやけるばいきんまん」とこぼすアンパンマンを見て、
こんな初期からアンパンマンとばいきんまんは仲良しなんだなーと思いました。



「かえってきたおむすびまん」

やあ、このビデオは充実してますね。
ラストの三話目はオムバタですよ。
おむすびまんがバタコさんにプレゼントを渡すためにやってくるという話。

道中、てんどんまんに「昔の庶民のお弁当」呼ばわりされる、おむすびまん。
パン工場にたどり着いても、ジャムおじさんに「おむすびまん、よく来たな」と
違和感ある出迎えをうけます。

留守にしていたバタコさんを探すおむすびまんですが、
その頃バタコさんはばいきんまんに襲われています。
もちろん、駆けつけて助けますよ!

バタコさんを逃がしたおむすびまん、バタコさんへのお土産をばいきんまんに
とられてしまいます。
お土産の中身は、北の氷河のほとりに一輪だけ咲いていたという、氷中花。
遠目にバタコさんが目撃してうっとり。

今回のばいきんまんの武器は「ネバネバガム」。
てんどんまん、アンパンマン、おむすびまんが被害にあいますが、
石鹸水で無効化できます。

そんなわけで返り討ちにあったばいきんまんは、
「悪いことはいけないよ、ばいきんまん」と、
お仕置きに石鹸水で体を洗われ、小さくなりました。

そういえば、そんな設定ありましたね。
小さくなるとこ、初めて見ました。ずいぶん小さくなるんだね。

ところでお土産の氷中花ですが、バタコさんが不在の間に
ばいきんまんに壊されてしまいます。
失意のおむすびまんはその場を去りますが、
残されたしおれた花を手に、バタコさんが「きれいなお花をありがとう」
と、きれいに締めくくります。

てか、何も言われてないのに自分のものだと決めてかかるんですね。
いいけど。



以上、三本。
どの話も密度が濃くて面白かった。
ああ、お腹いっぱい。

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